Diary


04年05月08日 ピカリンのいない土曜

 昨日はねー、学校の、みんなが使ってない駐車場でピカリンの自動車教習やりました。

 ピカリンね、免許持ってないんですよ。

 危なくないように助手席に俺やマッツが乗って。

 つーかスッゲェスリリングな運転だよ。

 教官はみんなこんな危ない人たちを相手に頑張ってるんだね… スゲェ。

 んでね、『そーっとアクセル踏め』って言ったのに急発進して、

 急ブレーキかけたんですよピカリン。(慣れないうちはそんなもんだが。)

 踏ん張り足りなかったらフロントガラスに顔面ぶつけるところでしたよ、

 シートベルトは大切だぁ。










 ちょりーっス!!

 なんだかメチャ安いところで入れたガソリンは燃費が悪い気がするマスターです。

 読み終えた漫画を車に搭載し、研究室へ。

 9時45分頃到着すると、なーんか建物の入口に虫がいるんですよ。

 はて? このサイズ… 日が差してないから黒く見えるけど、こいつはひょっとして…

 いつでも防御できるように構えながらよく見てみると…



 ス、スズメバチ…!!!(゚Д゚;



 こいつはヤバイ… こんなヤツが居たら、いつ誰が大怪我するかわからん!!

 退治しなければ…

 すぐさま研究室で武器を探す。

 むーん、出来れば網がいいんだが…

 アレは確か先生の車に積んであるのだった。

 どうしよう、危険なく捕獲し、かつそのあと攻撃を加えられる道具…

 ………。

 んなもんないわッ!!!

 仕方ない、振り回してもガラスを割っちゃわないように、箒で戦おう。

 ちなみに、殺虫剤なんかじゃぁダメ。

 すぐには死なないから、こっちが慌ててしまう。

 一瞬にして『瀕死』にできる装備でなくてはダメだ。




 柄の先にブラシみたいなのがついてるタイプの箒を片手に、

 玄関へと降りていく。

 さぁ、まだヤツはあの場所にいるか?

 いなかったら苦戦は必至…

 お、いたいた、さっきと同じ場所にいる!!



 ドン!!

 ヴヴッ!!



 ギャース!!(゚Д゚; 一撃入れたものの、傘たての裏に落ちてしまった!!

 スズメバチってヤツはかなりしぶといのを俺は知っている。

 あわてて追い討ちをかける。

 箒を傘縦の裏に差し込む差し込む差し込む!!!



 ガスガスガスガス!!!



 直撃を食らわせたもののまだ動くので、箒で掃いて

 スズメバチを自分の目の前に持ってくる。

 んで、踏む。踏む。踏む。

 踏むこと数回。

 でもまだ針出したり顔動かしたりしてる…

 恐るべし… スズメバチ。

 そしてさらばだ…



 ドン!!!



 全体重をかけた『踏みつけ』… スズメバチは絶命したようだ。

 あとは掃除のオバチャンが針にさわっちゃったりしないよう

 ガムテープ…の代用品の、『粘着テープ式掃除ローラー』のテープでくるんで捨てる。

 心配事を排除したところで、実験開始〜。

 って思ったところにクッシーがやってきた。

 それからしばらくしてノブが。



 ちなみにいつもいるピカリン&マッツは、ノッチとともに『大学院推薦入試』です。

 そして先生は『大学院推薦入試』の面接官です。

 だもんで、本日この3人でフルメンバー。

 好き勝手に実験やって過ごすんだけど、クッシーが次第に『やることない』と言い出す。

 いつもならピカリンを捧げれば大人しくなるんですが、

 いないからもうクッシーそわそわしちゃってダメ。



 クッシー「タカシさん、久しぶりにディスクゴルフやりたくありませんか?」

 俺「いや、俺、全体輪講の準備をさっさとやっちゃわないと

   来週もろくに研究室来れないからさぁ…」



 ああ、ピカリンよ、君はクッシーに必要とされている、遊び仲間として。